酒場詩人の流儀
こんにちは、小池です!
自他ともに認める酒好きの私ですが、大学に入って、お酒を飲むようになってから見るようになった番組があります。
http://www.bs-tbs.co.jp/sakaba/
イラストレーターであり、俳人でもある吉田類氏が日本各地の酒場を飲み歩くという、ただそれだけの番組なのですが、これがたまらなくおもしろい。
私も、ひとりでも飲みに出歩くことが多々あるのですが、イマドキのシャレたお店よりも、この番組で取り上げられるような、のれん+引き戸という店構えのお店に自然と足が向いてしまいます(一体何歳なんだ。笑)。
写真はWikipediaより引用。
今回は、そんな吉田類氏のエッセイをご紹介。
Amazon.co.jp: 酒場詩人の流儀 (中公新書): 吉田 類: 本
吉田類氏は東京近郊だけでなく、全国各地の酒場を飲み歩くことで有名ですが、新潟にもかなり頻繁に来ていただいているそうで、今回紹介するこのエッセイの中にも新潟の話がたくさん出てきます。大体、全体の4分の1くらいでしょうか。
中でも最も気になったのが、志村三丁目にある「にいがた」というジビエの店。新潟出身の現役猟師の方がやっているお店で、熊肉や鹿肉などのジビエや新潟の地酒を提供しているそう。熊肉も鹿肉も未体験ゾーン。
吉田類氏の紹介する、いわゆる大衆酒場は サラリーマンやおじさん世代が集まる場所 というイメージがつきまといがちですが、最近では女性のひとり客も多いらしいですよ。クローズアップ現代でそんな特集が組まれていたことがありました。
大衆酒場という、ある意味でパブリックな、でもある意味ではプライベートな不思議な空間。この本を読んで、ふらりと出歩いてみるのはいかがでしょうか。
それでは、また!