まちがいだらけの公園づくり
こんにちは、小池です!
今回は前置きナシでいきなり本の紹介!どん!
『まちがいだらけの公園づくり』 青木宏一郎 都市文化社
Amazon.co.jp: まちがいだらけの公園づくり―それでも公園をつくる理由: 青木 宏一郎: 本
私、都内を歩いて散策するのがひとつの趣味なのですが、ぶらぶらと歩いていると小さな公園に出会うことがたくさんあります。
ただ一口に公園と言っても、住宅地にあるような遊び・休憩を目的とした公園から、自然保護を目的とした国立公園などたくさんの「公園」が存在します。
この本はその中でも特に都市の公園に焦点を当て、欧米のそれらとの比較や歴史・緑地計画の分析を通して、現代の公園が抱える問題点を浮き彫りにしたものです。
ここまで聞いた段階で、「新潟とどういう関係があるの?」という声が聞こえてきそうですが、実際のところ内容は新潟とほとんど関係がありません。
注目してほしいのは、この本の作者である青木宏一郎氏。
もちろん、著者と地元が同じというそれだけの理由で記事にするなんてことはありません。この本と新潟との関係はもうひとつあります。
この本、私がある美術展に訪れた際に出会ったのですが、その美術展が新潟とたいへん深い関係にあります。
『滝の道』『あぜ道』などの作品で有名な会田誠氏、実は新潟出身だということはあまり知られていません。確か、新潟南高校の卒業生だったかと。
この会田誠展の中で、『新宿御苑大改造計画』という、新しい新宿御苑の在り方を提案する作品が展示されていたのですが、その作品が作られた際に参考文献として取り上げられたのが、この『まちがいだらけの公園づくり』という本なのです。(作品の右下に、参考文献として記載されていました)
青木氏、会田氏ともに新潟出身というのはただの偶然だったのでしょうか。それとも普段から親交があったのでしょうか。それはわかりません。。。
みなさんの家の近くにも大小問わずたくさんの公園があると思います。この本を読んで、近くの公園を散策してみるのはいかがでしょうか。
それでは、また!