新潟り~ニイガタリ~

新潟りを通した新潟に関する様々な情報を発信します!

雪が降ったので、消雪パイプの話を。

こんにちは、山野です。

お久しぶりになってしまいました。

 新潟では、ついに初雪が降りましたね!関東は、気温は低いですが清々しいほどの晴れた空が広がっています。そんな空を見ていると羨ましくなってしまう僕がいます。笑

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(初雪の降った長岡市の様子)

さてさて、今回は雪国の方には馴染みのある「消雪パイプ」について紹介します。

 

消雪パイプとは?】

消雪パイプは雪国ではその存在が日常的になっている除雪、融雪、路面凍結を防止するための装置です。比較的気温が高い、雪が多く降る地方の方は、もちろんその存在をご存じなのではないでしょうか。主に道路の真ん中に設置されており、地下水を散布することで除雪、融雪、路面凍結防止をします。

こんな感じです。

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おお!雪が解けて便利じゃん!と思う方も多くいると思うのですが、実は雪国の人ならではの嫌あな、あるあるがあるのです。それは、消雪パイプから流れた水に原因があります。それは、「雪よりはるかに、靴や衣服をぐちょぐちょに濡らしてしまうということ。」消雪パイプの設置された道は、歩いては通りたくないなというのが本音です。笑

 

この消雪パイプを作ったのは新潟県長岡市越路の今井与三郎さんという方だと言われています。今井さんは地下水の漏れ出ている地面に雪が積もっていないことをヒントに消雪パイプを開発したといいます。そして、今井さんはある有名なものの考案者でもあるんです。皆さんはこれを知っているでしょうか?

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浪花屋製菓より)

はい、ご存じ柿の種ですね!

そうなんです。柿の種と消雪パイプは同じ人が生み出した発明品だったんです。全くつながりがないような二つのものが、実はこんなつながりがあるのか!とこのことを知った僕は驚いてしましました。

 

こんな風に調べてみる意外と知らないようなつながりが見えてきておもしろかったりするんです。特に、近くてあたりまえだと思っているようなものを改めて目を向けると意外な事実や関係性が見えてくるかもしれません。おススメです!

 

それではまた!